真剣交際を終了させた方が良いケース

真剣交際を終了させた方が良いケースを知れば、どのような点に気を付けて交際を進めていくのかが分かります。

性格の不一致が発覚した場合

お相手から悪気のない「小言」や「皮肉」を言われ、それがガマンできなかった場合、すぐに真剣交際の中止をご提案します。

明らかな暴言ではなく、例えば「このパンケーキを食べて、前にも同じ感想を言ったよ」という風に言われて、その言い方にあなたが悪意を感じたら、きっと相性が合っていません。その時のお互いの感情にもよりますが、まだ出会ってから間がない楽しい時期なのに、お相手の発言に不快感を感じたら、どこかに違和感がある証拠です。

裏切り行為が発覚した場合

真剣交際は１対１がルールなのに、交際相手が婚活パーティーやマッチングアプリなどを利用して複数の方と交際している行為は、あなたに対する裏切り行為（浮気）となります。このような行為が発覚した場合、真剣交際の終了を考えましょう。

仮交際期間では複数の方との交際が認められているので、真剣交際に移行してもそのラインをあいまいにしているケースがあります。

一方的に多くの要求をしてくる場合

真剣交際の期間は結婚後の新生活を見据えて、いろいろな事を話し合っておく事は重要です。しかし「親の介護は絶対条件」「結婚後は絶対専業主婦を希望」「毎年一回は海外旅行に連れて行って欲しい」「休日は自分だけの趣味に時間を使いたい」などの意見を一方的に押し付けてくる態度にガマンができなかった場合、真剣交際の終了を考えましょう。

あなたの要望を一つも聞こうともしない態度が見られたら、かなり甘やかされて育ってきた方だと判断できます。そのような方は結構多いです。これはお相手が悪いのではなく、あなたとの相性が合わないのです。

価値観の違いを受け入れる事ができない場合

あなたが「お洒落な雰囲気で食事をする時間を大切にしたいので、外食の費用は高くても構わない」という考えなのに、お相手が「食事は食べたら後に残らないので、外食をできるだけ安くあげたい」という正反対の考え方だった場合、

しっかり話し合いをした結果、あなたがどうしても自分の価値観を譲れなかったら、真剣交際の終了を考えましょう。きっとお相手の中に、自分の価値観を譲れるほどの魅力を見つける事ができていない状況です。

金銭感覚の違いを受け入れる事ができない場合

あなたが「収入の範囲で生活する事」を信条としていることに対し、お相手が「欲しいものがあれば借金してでも手に入れる」タイプだった場合、真剣交際の終了を真剣に検討しましょう。収入がどれだけ少なくても貯金できる方はたくさんいます。また高収入の方でも浪費家で借金を作る方も多くいます。これはプロフィール情報やお見合いで分かる内容ではありません。

逆にお相手が全くお金を使わないヒト（倹約家）だった場合も真剣交際の終了を検討しましょう。結婚したらお金の使い方一切に口出ししてくるタイプが多いです。あなたが同じ倹約家であれば、全く問題ありませんが、金銭感覚にズレがある場合は、結婚してから大変な苦労が待ち受けています。

家族からの反対を説得できない場合

「年齢差が一回り以上ある」「お相手の収入が低い」場合、ご家族から結婚を反対される事があります。結婚は本人同士のものだけではなく、家同士の結びつきだと考える親は多く、「結婚相談所で婚活をしてやっと真剣交際まで進んだお相手」を家族からの反対に対して説得できないと、真剣交際をあきらめる事になってしまいます。

真剣交際を進めるか否かの大きなポイントは「家族への説得をお相手がしっかり協力してくれるか否か」です。「年齢差をくつがえせる収入や蓄えがある」「今は収入が低いけれど、将来の自分にはこのようなプランがある」などの具体的な説得材料をお互い探しましょう。